ひとりで読めることは英語を学習するうえでとても大切です。レッスンで習ったことを忘れないようにするためにも重要な技能です。
身の回りに書いてある英語を読めることも「やる気」の大きな原動力になるようです。生徒さんからも「看板の字が読めたよ!意味も分かったんだよ!」という喜びの感想も聞きます。
アルファベットを学ぶ、それぞれの音を知る、短い単語を読む、長い単語も読めるように、と1段ずつ階段をのぼるように丁寧に指導します。
教室ではカードを使って学びます。忘れないように、次のステップに上がれるように繰り返し復習します。
家でも復習できるように手作り教材を無料で配布しています。保護者の方にも読み方のヒントをお渡ししています。
リスニング力をたかめるコツは、たくさん英語を聞くことです。レッスン中、講師はほとんど英語で話しかけます。学年によってその時間は異なります。まだ多くの単語を知らない幼児クラスは緊張をやわらげるために日本語を交えて。語彙力のついてきた小学生には履修単語を使って"イングリッシュオンリー"の時間を多くします。
レッスンでは個々の生徒さんが必ず英語を話す時間を設けます。レッスンは"イングリッシュスピーキングタイム"で始まります。発話の内容は「自分のことを自分の言葉で表現できる」を大切しています。カードや講師の発話のリピートだけでは、英語を自分のものにできないからです。
未就学児は講師の質問に答えるかたちで自分や家族の名前、年齢、誕生日、好きなものを言えるように。
小学生は更に起床就寝時間、その日に食べたものを教えてもらうことも。高学年になると1日のなかでとる生活習慣を履修動詞を活用して表現してもらいます。
中学生は楽しかったできごとや簡単な時事問題について自分の意見を話してもらいます。難しいことは言わなくてもいいから、「身の回りに起きていることにつ気付く、自分の考えを持つ、それを表現する」意識づけを指導しています。
英語を話すためには単語や英語表現が必要です。中学3年間で学ぶ単語数が約1,200語です。教室では約1,000単語を学びます。
通じる英語を話すための基礎文法も大切です。正しい語順で単語を並べて「話す」につなげます。
"イングリッシュスピーキングタイム"で大切なことは「間違えたって平気!自分のことを自分で表現できた!」という成功体験の積み重ねです。
「書く」ことは学習したことを記憶にとどめるための大切な役割を担っています。帰国子女の外国語の定着度を調査した結果を読みました。現地の言語を学習していた時に現地語の文字を書いていた人は、書いていなかった人に比べて忘れにくかったそうです。中学進学後は自分で書けることも大事な要素になります。教室ではワークブックを使って書く練習をします。また単語のつづりをゲームで確認したりもします。
英語を話すためには「自分の意見をもつ」ことが大切です。生徒さん達にはよく英語を話す場面を想像してもらいます。話す相手は日本人ではないことが多いでしょう。海外の人は自分の意見をしっかり持っている人が多くいます。そんな海外の人ともきちんとコミュニケーションをとるために、「自分なりの考えをもつ」「人と違う意見はオリジナリティがあって素晴らしく恥ずかしいことではない」ことを話しています。英語の知識に加え文化の違いも折に触れて伝えています。
多読は語彙力や表現力を高め、また文法の理解も自然と進めてくれます。教室では多読教材を無料で貸し出しています。海外の学校でも採用されているORT(Oxford Reading Tree)やCTP(Creative Teaching Press)もそろえています。